*空


子犬と戯れる あどけない笑顔
 
転んで泣きじゃくる たどたどしい足どり

産まれたての新しい命 抱いた胸のぬくもり

まるで昨日のことのように 懐かしく蘇る

過ぎ去る月日が 早いと感じるこの頃

羽ばたく翼は 日毎力強さを増して

いつの間にか君たちは 自分の空を飛び始める

一抹の寂しさ心に抱きながら 見送る桜の季節
 
振り返る思い出辿り ふっと顔を思い出す

きっと母さんも 母さんの母さんも

そうして 心を決めて 

背中を押すんだね!