今日は ただただ心のままに

主人の同僚 釣り仲間でも在った
その人は 何度か我が家にも顔を
出してくれていた。 主人よりは
まだ若く一男一女、 長女は昨年
社会人。 弟は来年の受験に向け
てスポーツマンでも在り サッカ
ーを趣味として両立しながら真面
目な高校3年生。子どもの将来を
信じて 一生懸命に働く両親。
何一つ疑う事無く日々懸命に生き
ていたのだと思う。 昼食をとり
に帰った主人の顔に陰りが在った。
「どうかしたの?」
訪ねた私に その同僚の 高校
3年生の息子さんが突然に亡く
なったのだと答えた。
・・・・急性心不全
人生には思いも因らない アク
シデントが在るものだと 昨年
息子を亡くした私にとって他人
事とは思えない・・そんな出来
事だった。いったい何をどう
声を掛けていいのやら・・。
生と死 命あるものの 宿命で
は在るけれど 我が子に先立た
れた親の気持ち。
今後 幾月かの寂しさとの葛藤
の日々。 ただ心の痛みを 解
って上げる位しか出来ないのか
もしれない。