2010-01-01から1年間の記事一覧

私は息をしている 小さく小さく まだ息をしている 伝わっても 伝わらなくても 唯 私は何時もひっそりと寄り添っている 胸の鼓動が聞きたいと 素肌の温もりを感じたいと 例えば もう叶わない願いでも 私は ひっそりと寄り添っている 遠い 何時かの約束をじっ…

紙風船

*紙風船本当はね! 離れたくないの私の胸は もうあなたでいっぱい 自分を 押し殺すたび 想いを呑み込むものだからもうはちきれて 破れてしまいそう きっと 溜め込んだ涙が 小川のように流れ出すわねぇ あなた本当はね! 傍に居たいの身体なんて 無くってい…

存在

存在が 唯 魂だけのものだったなら 私は 貴方の真ん中で まぁるくなって 永遠の眠りに就いてもいいと思った 胎児のように 貴方の 愛の羊水の中で 心地よく眠っていたかった 現実の私には 身体も在って 歩いた 長い道程には 無数の足跡が在ったから 胎児には…

赤い風船

真っ白な雪を染める 青いお空 何色の 風船飛ばそうか 僕の胸の中 しまってある大切な 言葉達 ふーっと 風船に詰め込んで 飛ばしたいな 運んでくれるかな 北風君 温〜か〜な あのお部屋で 「 パン! ってはじけたら きいてくれるかな?」 「どうかな? どうか…

笑ってさよなら

*笑ってさよなら 今日が終わるから 地球は回るんだ 今日が終わるから また明日が来る だから さよなら 君に さよなら どうか笑ってよ 胸張って 歩いてよ 君と出逢った日々は 間違いじゃなかったと 心に刻んだ 思い出の数々 無駄なんかじゃないから どうか …

有るがままに

*淡雪の人 有難うございます どうしても一言感謝の言葉を伝えたかったどう表現すれば良いのか 分からない 路に迷い 心に迷い 人生に迷った女が一人 なんと 情けないすぐ傍に在るものに気付けず 守られている事に気付けず 幸福である事に気付けずそんな私を…

淡雪の人

あれは 去年の暮れ 君を恋人の下へ帰そうと 必死に押し殺そうとしていた心 いつの間にか 綴る言葉は 優しさのかけらも無く 私は冷酷な人間へと成り下がってしまった 気が付けば 周りから人は離れ 孤独の淵に黙り込んでいた頃 突然 私の前に現れた人 いつも傍…

終われない 愛

君の一途さに 惹かれた 引きずり込まれた と言った方が 正しいかもしれない 逃げられなくなった ただ素直に 自然体で 君と接していられたら どんなに幸せだろう それが出来なかったのは 勿論 歳の差や 環境 レベルの違い 数え切れないほどあるけれど 何より…

ともだちのパズル

知っているよ! 君がさよならを告げに来たって事 ちょっと寂しかったけれど きっと其れで良かったんだ だって 恋愛のパズルには ピースが不揃い過ぎるもの 例えば私が 君と同じ位の年齢で 独身で もうちょっと(いや!大分)笑 頭が良かったら 断然 君のもと…

ともだちで居ようよ

嬉しかった 君からの メールの返事 そして サイト 君が 顔を出したのは 何ヶ月ぶりだろう ねぇ! 特別じゃなくって良いじゃない ともだちで良いじゃない だって こんなにも元気に慣れるんだよ 言葉を交す事で お互い 拘りを捨てて 自然体でいられたら 毎日が…

終幕

伝えられない 伝えきれない 何時だって 僕は君の足跡を辿っているのに 僕の信じたい君は すぐに 淡雪のように消えてしまう あれは 夢だったのだろうか あの頃の君は 何かを伝える為 思いを伝える為 純粋に心を綴っていた そんな 一途な ある詩人を愛した そ…

眠らせて

君の顔 君の声 君の匂い 綴られた日々の 日記の文字の中から そっとなぞる指先に 過ぎた日々を懐かしむ始めから咲く(ひらく)ことの無い 蕾だと知りながら それでも淡い春を待ち望む 我侭な幼い心捨て去るのでもなく 背を向けるのでもなく 唯 自然に時の流…

浮遊したこころ (貴方との出会い)

何度も 離れようと試みた。 別れの 手紙(詩)を渡すたび 其の子は哀しいと泣き叫んだ。 幼いままの純粋なこころは 私に母の面影を見ていたのだろうか それとも 嘗て 死ぬほど愛したと言う年上の女性を重ねていたのだろうか いつの間にか 私は 其のどちらも…